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賃貸アパート等の「立退き交渉」と非弁行為

不動産ネタ
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賃貸アパート等の「立退き交渉」と非弁行為

はじめに

こんにちはーーー!!キケンジです!(^_-)-☆

台風2号や梅雨前線により、各地で大雨の被害が出ております。

関東・東海・近畿地方では、記録的な大雨となり、あっという間に浸水の被害が出ております。

被災者の無事をお祈り申し上げます。

災害・防災情報:台風第2号及びそれに伴う前線の活発化による大雨による被害状況等について - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。

 

新たな対応

さて、昨日の「セカンドオピニオン」の話の続きともいえそうな、企画系の話もあれば、日常業務的な話もあります。

とある不動産会社さんが、開発をかける土地を購入したのですが、そこは、昔ながらの戸建て賃貸が並ぶ土地。隣地に建つ大家さんの土地もろとも購入されたようですが、おそらくは自主管理でやってきた、昔ながらの大家と店子の関係性が見受けられる、入居者さんたちが住まわれていました。

「キケンジさん、管理してよ!」と、軽いノリから受けたものの、古い戸建てといえば、入居者の方も勿論古いというか、お年を召した方が多く、すでに80歳前後になる方達ばかり。良い方もいればそうでないかたもいらっしゃいます。

その中で、近所の町内会でも有名なクレーマーというか、名物入居者さんがいらっしゃいました。もう、ご高齢の女性なのですが、会話が繋がらないのです。

耳が遠いのもありますが、話をしていると、何らかのスイッチが突然入り、とても感情的に攻撃されてくることが多いです。電話では、進展が難しいので、訪問にて会話を試みますが、感情が昂ったのか涙を流し始めたり…。強引に話を進めようとして、警察を呼ぶ(呼ばれる)事態になってもいけないので、なかなか話に芯までたどり着けません。

こういうケースは、時間短縮や効率化を計れば、いくらでも「倍返し」が待ち構えています。じっくるゆっくり腰を据えて対応しなければなりません。

立ち退き交渉

修理のご依頼があるため、電話を重ねても、訪問を重ねても、私達と会話をしたのを忘れてしまうのでしょか!? 「修理を頼んでいるのに、まだ連絡がない!!」と、クレームの電話が、私たち管理会社、更にオーナー兼前管理会社である不動産会社に連絡が入ります。

何度も何度も…。

どちらの受付窓口の女性も、対応にぐったりです。

元々は、自然退去を促す方向で考えていましたが、協議に協議を重ね、これは大きな事故につながる前に、お引越しをしていただこうという結論に至りました。

プロに依頼

立ち退き交渉は、基本、貸主もしくは弁護士さんからでないと、「非弁行為」となり、法に抵触する可能性があります。

賃貸アパート等の「立退き交渉」と非弁行為 | 公益財団法人不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター)

そのため、私の場合、基本は大家さんから立ち退き行為をしていただき、入居者さんのお引越しの手伝いをフォローさせていただくといった立ち位置で、一連の流れに入る形をとっています。

通常であれば、立ち退きに合意いただき、「じゃあ、部屋探してよ。」となれば、私たちでお受けするのですが、今回の場合、このようにスムーズな流れが期待できないため、オーナー不動産会社さんと稟議し、本職の弁護士さんから立ち退き交渉に入ってもらう形になりました。

交渉は難航

これで安心と思ったのも束の間。

今回の相手に、弁護士さんも苦戦を強いられて、交渉が難航しています。

とにかく、身寄りが東京にいる息子さんしかいなく、協力を拒否されれば、手続きがとてつもなく難航するのです。

高齢であるため、転居先も乏しく、ご自身も自分の性格を分かっているのか、ケアマネージャー経由でからホームへの入所を勧めらるも、皆と上手くやっていく自信がない・・・。周りに迷惑をかけてしまう…。など、集団生活には溶け込めないと、入所を断固拒否されている状況です。

それよりは、まだ一人で賃貸住まいの方がいいとなり、弁護士さんから、「キケンジさん・・・。転居先を探して・・・。」と悲痛な声をいただく運びになりました。

結局、(話が)戻ってくるんか~い!(笑)

まとめ

といった具合に、まだまだ進捗が滞っているため、話が進み次第に、また筆を加えたいと思います。

以前、とあるハウスメーカーの方が、責任感の強さか、はたまた自身の自信の塊のせいか、「キケンジさん、私、立ち退きも全部自分でやるんですよ!人任せにできないんです。人任せにすると進捗も滞るし、全ての状況が把握できない。私、すべての詳細を把握しておきたいんです。」

「…。(なるほど。仰せの気持ちが分からんでもないですが、それって完全に非弁行為になるのでは??)」お尻探偵のように、心の中で推理します。

ここまでは良かったのですが、この話を世間話で納めておけばいいものを、とあるセミナーで、熱弁しちゃったんですね💦

とある不動産団体のセミナー。集まっている客層は、ターゲットの地主系のオーナーさん。オーナーさんからは、指摘はなかったものの、そのメーカーさんと同じく登壇されている某司法書士さんが、その熱弁内容を、リアルタイムにSNSで発信しちゃったんですね!!Σ( ̄□ ̄|||)

その司法書士さんは、全国でも有名な、不動産系の司法書士さん。インフルエンサーともいえるその方の呟きは、瞬く間に日本中を、はたまた世界中を駆け巡ります!

そのSNSの拡散状況を見つつ、「(やばいよ!やばいよ!!)」と焦るしかできない私…。

まあなんとか、その司法書士さんと懇意なコンサルタントの先生が、釘を刺してくれたおかげで、途中で抹消されたようです。

そのまま告発的なSNSが拡散されれば、あやうく民事ならず刑事事件まで発展しかねない雰囲気でしたよ。(;´Д`)

メーカーの彼自身は、そんな舞台裏もつゆ知らず、現在では、所長さんを務めているとかいないとか。

考え方に変化があり、今のポジションに就いていることを、陰ながら願います。

皆さん、立ち退き行為には、十分に気を付けて対応していきましょう。

また、『口は禍の元』。言った方も言われた方も、良い結果に結びつきません。いらぬ事は言わぬよう、お口のチャックも心がけていきたいものです。

余談

滞ったダイエットを更新すべく、昨日は半年ぶりに散歩をしました。

散歩の後は、庭の雑草と格闘し、カロリーが燃焼したかと喜びも束の間!?

ちょっと熱中症気味になったようで、酷い頭痛です。(>_<)

急激な運動は宜しくないですね。事前準備をしっかり整えていきたいところです。

それでは、また!!

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この記事を書いた人
キケンジ(kikenji)

自称農家🥬シールド工法・推進工法で、日本全国津々浦々廻り、2004年に不動産業界へ転身。日本では珍しい、CPM®(米国公認不動産経営管理士)とCCIM(米国公認商業不動産投資顧問)のダブルライセンス所持。質が高く倫理に即した、アセットマネジメント&プロパティマネジメントを提供する。
晩酌のあてに、焼き鳥とコイワシの天ぷらをこよなく愛する…。( *˙ω˙*)و グッ!🍶

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