カビ問題②

世間はコロナウィルスねたで蔓延していますね～。
チャーター機が出るなど、大掛かりな状況となっていますが、
中国の入居者さんが多い、私の勤め先エリア。
何もない事を願うばかりです。

さて、昨日の「カビ問題」
結果は、換気不足が見込まれたため、押し入れ襖を外して使用することで
様子見となりました。
入居者さんも、以前原状回復費用でだいぶ痛い目にあったようで、
とにかく部屋を傷ませてはいけないと、かなりの低姿勢。
神経質になるが故の、サービスリクエストだったのではないかと思います。

そこは、順調に済みましたが、問題は山盛り！
仲介スタッフがまだ２～３年目のキャリアのせいか、
契約内容がしっかりと伝わっていない様子。

入居者　⇒　オーナーさん　⇒　キケンジ　と伝言ゲームでお話が出てきます。

１．同金融機関同士なのに、家賃を振り込むのになぜ手数料が発生するのか？

２．今は保証人がいる。現在保証人の父は高齢のため、次回の更新まではわからない。
　　その時の保証人は？

３．２４時間３６５日の安心サポートパック。月額料以外にも、時間外になると有料！？
　　今日も大勢の人たちきたが、沢山請求されるのでは？

①は金融機関の手数料、③はそんな事あるわけないですから、即解決！
②も、説明すれば簡単な事柄ですが、重要事項説明の時にきちんと説明していないのでは
ないかとオーナーさんからの指摘。
何かと入居者が納得していないのに、契約が進んだと思われると、厳しい指摘を受けています。

オーナーさんとしては、大手不動産会社を使うのは初めてだから、
管理を切って、いままで昔ながらの大家と店子に戻せば、うまくいくのではと考えたようです。
しかし、それが逆の結果を招きます。

なぜ契約更新があるのか？
なぜ管理会社が必要か？
なぜ管理料が必要か？
民放改正～賃貸管理業者制度

とひとつひとつ紐解いて説明していきます。
まあ、１時間ほどのお話になりましたが、無事解決です！

説明するのに、一番助かったのは、勤め先が導入している、「IT重説」が良かったです！
賃貸仲介の担当者レベルでいくと、重説で説明したかしないか、
チェックはしてされていても、説明を受けた側があとから「説明されていない」や
「わからない」などの認識不足で、業者側が圧倒的不利になること多いのです。

しかし、IT重説の場合、ビデオ通話で記録に残る形になりますから、
かならず説明していますと、胸を張って言えるんですね。
無駄なクレームの発生と、その対応を削減する大きなメリットを感じています。

まあ入居してまだ２月。
これら以外にも、何かと出てきそうな条件の賃貸物件ですから、
良いお付き合いになるように、丁寧に対応していきたいと思います。

こうした小さな賃貸案件の管理状況を良くすることによって、
広島全体の賃貸市場の底上げになることを祈っていきます！

それでは、また明日！！

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