賃貸仲介の現場

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はじめに

こんにちは～～！！キケンジです！！(^_-)-☆

今年の７月には新紙幣は発行されるようですね！
新しいデザインは、一万円札は実業家の渋沢栄一、五千円札は女性の地位向上に貢献した津田梅子となり、千円札は生物学者の北里柴三郎に決まっています。

大河ドラマのモデルも入り、なんとも楽しみであります！

が、私はいま、「キャッシュレス」＆「電子マネー」がモットーです新札とのふれあいは、少なくなりそうですね。

ともあれ、日本の偉人たちが、お札となって毎日顔を合わすことができるのは、読書・歴史離れしている昨今からは、いい状況かと思います。

あとは、新５００円硬貨のように、使えない機械が出てこないことを願います。(;^ω^)

賃貸仲介１件目

昨日は、勤め先の賃貸仲介の現場応援で、街なかの個人客店舗へ、駆け付け応援に行ってきました。

店舗スタッフは、ほぼ全員２０歳代前半です。

アラフィフ間近なキケンジは、少しぐらい容赦してくれるものかと、若干期待しつつも、

若いスタッフたちから、鬼の用意こき使われたのは、言うまでもありません。（笑）

前半は、山口県からお越しのお客様。

ご子息の就職とともに、市内中心部での部屋探し。

お父さん・お母さん・伯父さん（広島在住経験者）・本人さんの４人での来店。

社用車（マツダデミオくん）に、大のおとな５人（運転手の私含め）を、すし詰め状態で押し込み、

なんとか目的に物件でクロージング完了！！

物件が横川駅近くだったので、横川駅といえば、広島出身の大スター「矢沢永吉」さんのふるさとです。

スターの生まれる街（町内）として、猛烈なプッシュさせていただきました。（笑）

賃貸仲介２件目

次は午後から、別店舗から応援要請。

先ほどの店舗より、更に市街地中心部にあるため、様々なお客様が来店される店舗です。

今度のお客様は、女性の一人客。

心の中で歓びを噛みしめつつ、状況を確認すると、離婚と共にお子様２名を連れての部屋探し。

お子様の学区は変えたくないのがメイン。

その他諸々事情がおありでしたが、マッチングする物件は、これまたほぼ１件しかない可能性。

しかし、お家賃が１０万円以上するため、これから仕事探しするのと、母子家庭での申請～給付まで考えると、なかなかポンっとキャッシュを出せれる状況ではありません。

内見すると、そこは目の前が、遮る建物がないリバーサイドの絶景！

一目で気に入られた様子です。

が、問題は金銭面です。

「両親に援助を相談してみます」と、今日のところはお帰りになられましたが、できれば条件のマッチした、今回の物件に住んでいただきたいところです。

こいうった時に、単に賃貸仲介での提案をするだけでなく、母子家庭や生活保護制度、また低所得者対象の給付金制度などを、スマートに説明しフォローできるといいですね。

宅建士だけでなく、上記の制度などカリキュラムにある、ファイナンシャルプランニング技能士など、学んでいると、お客様にも仲介担当者にも、よい影響があると思います。

無論、私もファイナンシャルプランニング技能士は２級まで取得済みですが、家庭の危機にあった際、いま離婚したら、嫁とこどもたちにいくら給付されるのか？養育費や慰謝料払って私自身の手残りはいくら？なんぼで暮らせるか？いくらの家賃の部屋を探さなければならないか！？

と、必死になって試算した苦い経験があるので、おおよそは内容がわかります。

給付金の遅さ

こうしてみると、前半と後半では、まるで状況の違うお客さま達。

明るい未来に向かって部屋探しをするわけですが、いまある事情は千差万別。

出来る限り良い方向へ繋がるように、お手伝いさせていただきたいと思います。

給付金といえば、自己都合による退職金の失業給付が、１か月前倒しになると検討されているようです。

これまで、リストラなど会社都合により退社は、７日間で失業給付がおるのに対して、自己都合による退職は、支給まで２か月以上かかっています。

こうなると、仕事を辞めようにも、転職しようにも、収入が途絶えるといった危機感から、辞めるに辞めれないといった現象が起きています。

自己都合による退職による給付、ちょっと遅すぎません！？

実際、この「遅さ」が円滑な転職の妨げになっていると言われています。

なぜ、アメリカの経済は強いのか？

それは、人々が、『成長産業』に転職するからです！！

日本の場合、上記のような「遅さ」に伴い、辞めるに辞めれないため、

人々は、『斜陽産業』にしがみつくため、日本の経済は停滞しているのです。

自己都合退職のひとは、後回しでいいよね！

っという、政府や行政の自己都合的解釈が、結果、日本の成長を停滞させている原因となっているようです。

なんとも皮肉ですね。

あとがき

さあ、年明け早々に、土日祝日の三連休がやってきました。

今日も明日も、お部屋探しのお客様が、わんさかとやってくるでしょう！

大家にとっても、この引っ越しシーズンは、保有物件の入居促進と物件価値向上を最適化する、大忙しのシーズンとなるでしょう。

しかし、ただ単に、最新設備を入れるだけではなく、家賃を下げるだけでなく、AD（営業マンへのにんじん）を増やせば、入居が促進できるといったことではないのが、実際に賃貸仲介の現場に出るとわかります。

上記の２件に携わらせていただけでも、自分の物件のターゲットは誰なのか？

そのためには、どのような人に、どのように喜んでもらえるかが、勝負の分かれ道となることが予測されます。

建てるだけ建てて、「はい！あとは仲介業者さんよろしくね！」では、昨今の賃貸物件の入居は望めないでしょう。

エンドユーザーのニーズと空気感、インフレ・デフレの影響感、すべてお客様から感じ取らせていただいています。

ほんと、いい勉強になります。

あとは、皆さまがよいお部屋と環境に、巡り合えますよう、心よりお祈り申し上げます。

それでは、また！！

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