賃借人の破産

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はじめに

こんにちは～～～！！キケンジです！！(^_-)-☆

ゴールデンウィーク真っただ中、みなさんいかがお過ごしでしょうか🌞

早くも先週末には、新幹線の乗車率があがり、駅や空港がごった返しているようです。

国内で移動されるかたもいれば、海外へ移動されるかたも、みなそれぞれ。🛫

愉しみなのは分かりますが、慌てるといらぬ事故に遭うとも限りません。

いつもと同じく、ゆっくり慌てず過ごしましょう。(;´∀｀)

新学期・新年度

４月になり、新学期・新年度が始まり、フレッシュな香りがただよいますね～🌸✨

新社会人のリクルートスーツを見かけると、春が来たを感じます。

とはいえ、新たに年度や学期をまたぐことができた方もいれば、そうでない方達もいらっしゃいます。

年度末の決算を越すことができず、「民事再生法」「破産」「特別清算」など、今までの歴史に幕を閉じた経緯もあります。

事前に知る事ができた経緯あれば、突然のニュースによって驚きとともに、一気に対応に終わる始末も。

今回は、残念ながら後者のほうで、事実を知ることとなりました。

ニュースで知る賃借人事情

賃貸の繁忙期が終わるのかどうかの３月、私自身見過ごしていたニュースを、オーナーさんから問い合わせいただきました。

後回しになっていたことを、素直に謝りつつ、ニュースを読み直します。

地元大手企業が倒産されて、全国ニュースのトップ記事になっています。

私自身は管理会社の立場なので、実際に仲介したのは協力会社さんです。

実際に仲介した不動産業者へ、事情をヒアリングします。

時間が勝負！

さて、破産といえば、あっという間に企業の財産は、あっという間に差し押さえられます。

一刻も早く債権者として名乗り出なくては、フルーツバスケットの席取りゲームのように、私たちの権利が後回し＝最悪とりっぱぐれる事にもなりかねません。

まずは、仲介業者から入居者へアポイント！

なんとか連絡がつき事情を聞くと、従業員に対しては当月中（３月中）に、社宅を出ていくよう辞令が出ているようすです。

連絡がついた入居者も、月末には東京へ引っ越すとの事でした。

とはいえ、破産で差押え状態のため、企業の事務方が機能していない様子。

仲介業者の社長さんから、これ以上の対応は難しい旨を聞き、あとの対応はこちらですることと、

これまでの対応に御礼を申し上げます。

さすが同業者さん、事情が分かる分、対応が早く内容も確実です。

ですが、今の状況だと、解約取り付けもできないため、賃貸繁忙期に募集を掛けることがままなりません。

どうする！？おれ！？

とにかく焦りが募ります💦

たらい回し

企業が大きめだったため、債権者の数も多く、全国的に債権者がいる様子が見受けられます。

まずは解約を取り付けるべく、企業さんに連絡しますが、ほぼ音信不通の状態。

あきらめずに繰り返し電話を掛けると、意外にもスッと担当部署に繋がりました。

入居者さん達が辞令によって、退寮する流れは聞きましたが、賃貸借契約の解約をいただきたい旨を説明すると、案の定、すでに差し押さえられているので、企業から書類は出せないとの事。

となれば、破産管財人が決まるまでの間、企業の税理士もしくは顧問弁護士が担当となります。

外出先からネットで検索し、顧問弁護士の連絡先をゲットします。

そしてダッシュで連絡するも、聞こえるのはコール音のみ・・・。

破産のニュースから、僅か一週間経つか経たないかの頃あい。

お忙しいのでしょうか、連絡が繋がりません…。

無事、解約取り付ける

その日は、顧問弁護士さんと連絡が取れなかったため、翌日鬼のように架電を繰り返し連絡を取ろうと、明日に希望を託します。

翌日、日ごろの行いが良かったのか？！

はたまた私の対応が遅かったのが幸いしたのか！？

インターネットに、新たに破産管財人弁護士の連絡先が、アップロードされていました。

『良かった～～！(*ﾉωﾉ)』

とはいえ、正念場は今からです！無事にアポイントが取れるのか！？

と悩んだのも束の間、あっという間に担当弁護士さんと繋がる事ができて、事なきを得ました。

これで無事、原状回復工事の交渉や賃料債務、解約日までに出ていってね！と正々堂々と胸を張って伝えることが出来ます。

いや～皆さんのチカラとともに、無事にクロージングできたことは、「なんとかなれ！」という、私の信念が、神様に届いたのだと感謝します。

さあ、あとは敷金で賄いきれればいいのですが…。

結果はまた後日、お伝えしたいと思います。

それでは、また！！

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