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エコとの戦い

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こんにちは!キケンジです。( ´∀`)✨

昨日は、原状回復工事の打ち合わせで
賃貸オーナーさんとの、現地打合せに伺いました。

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こちらのオーナーさんの所有される建物。
通常の建築とは、ちょっと違う「ルネス工法」での建物です。
                  ↑ ↑ ↑
(*気になる方は、ルネス工法の文字をクリックすると、リンク先にジャンプします。)

ルネス工法」とは、天井にある梁を床下へ配置する「逆梁」という手法により、
従来
工法でデッドスペースとなっていた床下に広大な有効空間を作れるもので、
在来
工法に比べなんと25%も実用空間が増えるんです。

となっています。
遮音性と収納性に優れ、配管のメンテナンスにも、役立つようです。

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床下収納がとても広く、居住空間外にわざわざ倉庫を作らなくても、
収能力がおおきくアップします。
なにかと物が増えてくる子育て世代には、大助かりではないでしょうか。

しかし、入れとわかれば、なんでも入れたくなります。
お外で収納するはずの、マイカーのタイヤなどもすっぽり入ってしまうため、
皆さんほとんど同じ場所にタイヤを補完しているのがわかります。

なぜ、そんなことがわかるのか?といいますと、
毎度毎度、痕跡がしっかりと残っているんです。(^-^;

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このタイヤ痕。
ゴムとクッションフロアの樹脂が、科学反応を起こすせいか、
くっきりと変色として跡が残ってしまうんですね。

同じことが繰り返されるため、
入居者の方へは、手紙などで周知しますが、みなさんそのまま置いてしまいます。
気を付ける方は気を付けるのですが、やらない方はやりません。

オーナーさんに、目立たない黒系のものや、
変色が若干映りにく建材を勧めますが、
「せっかくの一体感ある空間が、台無しになるのもちょっとね~。
 結局のところ、やっぱり自己責任だから・・・。」と、
様子見となりました。

確かに、高い建材で変色しにくくするのと、
変色した部分のみのクッションフロア張替え。
オーナーさん実費での、費用対効果を考えると、確かに迷うところです。

ほかにも、ちょっとだけの家具や家電跡。
状態は良好なのに、見た目を考えると、張替えざる得ない状況。
メーカーの謳い文句では、3か月~半年ほどで元に戻るとありますが、
実際に復活した床材を見たことがありません。
客付け案内時での、第一印象を考えると、新品への張替えに自然と流れます。

エコを考えると、皆の心の中で、葛藤が始まります。

逆に考えれば、賃貸に特化した建材。
ヒット作をひとつ商品開発すれば、結構儲かりそうですね。

ここ最近、建材の勉強が続きます。

それでは、また!!

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