PR

三為契約(中間省略)

不動産ネタ
記事内に広告が含まれています。
※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

人気ブログランキング


人気ブログランキング


↑ ↑ 
☆応援クリックお願いします(*‘∀‘)

 

こんにちはーーー!!キケンジです!(^_-)-☆

 

寝るのが一番!!

 

昨日は、ちょっと疲れが溜まり、思い切って日記を休んでみました。

疲れているときは、何をやっても効率悪く上手くいかないものですね。

そんな時、私の場合、とにかく寝る事にしています。

お酒やスポーツなどで、ストレス発散するのもいいですが、何かとケガをしやすいんですね。

動きが悪いというか。

年齢のせいもありますが、パッと寝るだけで、翌朝からテンポよく動けるのは、

全体的に見ると、効率が良く感じます。

 

 

さて、今日も不動産について、ひとつ考えていきたいと思います。

 

三為契約(中間省略)

 

先日、新規に賃貸管理を受託した案件で、ほぼ「三為契約」的な流れの案件がありました。

実際は、中間省略せずに、きちんと登記上の所有権を移転しながら、オーナーチェンジをした物件でしたので、売買契約上は、なんら問題はなかった案件です。

 

俗にいう、『三為契約・三為業者』と言われる、中間省略の売買契約。

宅建試験のテキストをそのまま思い起こさせる形です。

 

まず売主をAさん。仲介業者をB社。買主をCさんとしましょう。

通常であれば、A⇒Bへ売買、B⇒Cへ売買、と契約を進めていくので、

都度、不動産取得税や所有権移転の登記費用が掛かります。

 

それを、Bを飛ばして、直接A⇒Cへと所有権移転をして、そういった経費を全てすっ飛ばそうとする

想いも含めた対応になります。つまり、業者Bは払うはずだった、税金を払わなくてよくなります。

まずはこの分、儲かりますね。

また、Cに対して売る側のB社は、取引上に自身が存在しなくなるため、「瑕疵担保責任」を免除できる、大きなメリットがあります。

 

ですが、そもそも、所有権も移転していない、ひとさまの物を、勝手に売っていいのか!?

という疑問が浮かびますが、ここは、条件が整えば、合法となります。

宅建のテキストで言う所の、『他人物売買』ですね。

 

こちらを参考いただけますと、また理解が深まると思います。

https://www.retio.or.jp/attach/archive/68-031.pdf

(出所:不動産適正取引推進機構HPより抜粋)

 

また、この中間省略のすごいところは、

買主たるCは、あくまでBに対して買い付けを出します。

そのため、BがAから、いくらで仕入れたかは、知る由もない所です。

 

例として、極端な話、

今日、1億円で仕入れたアパートを、明日には、第三者に1億5千万円で売ったとしても、

まかり通るということです。

まあ、業者としては、自分のモノになる予定の物を、いくらで売ろうが他人が知ったこっちゃない!

というスタンスなのでしょうが、そこは、必ずしもOKというわけでもありません。

 

判例集

 

それが、こちらの判例です。

https://www.retio.or.jp/attach/archive/96-069.pdf

(出所:不動産適正取引推進機構HPより抜粋)

 

即日転売して、あまりにも利益を載せすぎだろうというのが、売主Aさんから、訴えられたケースですね。結果、通常の取引分くらいまでに減額された判決が下されていますので、悪質な中間省略(三為)と認められた代表的な例と思います。

 

では、悪いのは、中間の宅建業者(若しくは個人)だけなのかといったら、そうではなく、

登記をする「司法書士」さんまで、罪に問われるケースがあります。

 

それが、こちらです。

file:///C:/Users/ryowa/Downloads/0385_8030_043_05.pdf

(出所:国立情報学研究所HPより抜粋)

 

やはり。「お天道様が黙っていない!」とばかりに、お上の厳しい沙汰が繰り広げられています。

 

やはり、納税や売買取引の手間を、少々カットできるメリットがあっても、

もしもの事を考えるとリスクが大きいですね。

イメージが良くない三為契約(業者)

中間省略の一番の悪いイメージが、記憶に新しいスマートデイズの「かぼちゃ馬車」事件です。

あの場合、三為ならず4者5者など、権利が複雑に転移して行っています。

その結果、多くの不動産投資家が負債を背負い、破産に道を辿った方も少なくありません。

融資が難しい

また、三為の場合、金融機関からの融資がつきにくい事があげられます。

十分に、事情を説明し、こういったメリットのために、中間省略を行うことを、融資先に説明できれば問題はありませんが、個人でそれを行うとなると、非常に難しく融資がつきにくいのが現状です。

 

まとめ

 

平たく言えば、三為は「あまりおススメしない」という事です。

三為をAさんCさんに伝えて行うケースもあれば、内緒で三為をしている業者もまだまだいます。

 

そんな一抹の不安を覚えた際は、謄本を調べましょう。

購入を進めてくる売主である業者(個人)が、中間省略をしていれば、謄本の所有者欄に、その方の名義は記載されていません。

法務局の登記情報サービスで調べれば、業者でなくてもインターネットで簡単に調べる事が出来ますのいで、数百万円・数千万円の損をするよりは、数百円の登記情報と少しの労力で、大きなリスクを回避することが、できると思います。

登記情報提供サービス
登記情報提供サービスは,登記所が保有する登記情報をインターネットを通じてパソコン等の画面上で確認できる有料サービスです。

 

不動産は決して安い買い物ではありません。

しっかりと学んで行動して、対応していきましょう。

余談

今日は、北海道を除いて、全国的に雨ですね。

アウトドアは楽しめませんが、インドアを楽しめそうですね。

雨ならではの楽しみ方を、満足していきたいと思います。

↓ ↓ ↓ ☆応援クリックお願いします(*‘∀‘)

人気ブログランキング

 
 

この記事を書いた人
キケンジ(kikenji)

自称農家🥬シールド工法・推進工法で、日本全国津々浦々廻り、2004年に不動産業界へ転身。日本では珍しい、CPM®(米国公認不動産経営管理士)とCCIM(米国公認商業不動産投資顧問)のダブルライセンス所持。質が高く倫理に即した、アセットマネジメント&プロパティマネジメントを提供する。
晩酌のあてに、焼き鳥とコイワシの天ぷらをこよなく愛する…。( *˙ω˙*)و グッ!🍶

キケンジ(kikenji)をフォローする
不動産ネタ
キケンジ(kikenji)をフォローする
キケンジの不動産日々是精進

コメント

タイトルとURLをコピーしました