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主な営業は、お休みを頂いていますが、賃貸管理の部署は24時間365日稼働しています。
コールセンターとは別に、部署内にオペレーション部門があり、突発で入るサービスリクエストや
オーナーからの連絡など、こちらの部署から全体に発信していきます。
お客様と初めに接しますので、最前線の部署になります。
今日もベテランのHさんが、当番で出勤されています。
しかし、どうやら長い電話が続いています。
聞き耳を立てていると、どうやら孤独死が発生したようです。
ご入居者様が生活保護受給者だったため、役所のほうからご遺族へ連絡がいった様子。
ご遺族は連絡をうけ、遠くS県からいらっしゃり、役所から鍵を受け取ったようです。
残りの荷物や解約についてのご連絡でした。
私も年末年始の当番の際は、毎年といっていいほど
孤独死が発生していたのを覚えています。
年末年始の連絡に、ご親戚や知人が連絡がとれないや、新聞配達員から
世間の連休ではないのに新聞がたまっているなど、連絡があります。
そういった際に、どんな臭いがするか聞くと、皆さん嗅いだことのない臭いということのご返答。
すぐさま、警察との現地訪問に駆け付けます。
夏場と冬場、高齢者が超すには、体力的にも金銭的にも厳しい現状があります。
夏場と違い、冬場は寒さにより遺体の傷みが少なくなるので、その分はほっとします。
発見が遅れている夏場のご遺体は、ご遺族にとっても大変苦痛です。
知っている方の変わり果てた様子は、できる限り少ない変化でお伝えしたいと思っています。
さて、オペレーションのHさん、電話がちょっと難航しています。
ご遺族の方が、金銭的に余裕がない様子のため、残物処分の費用やその後の精算~原状回復費用に
ついて懸念があり、ご連絡先を教えていただけない様子です。
頂いている契約書には、ご遺族の方の連絡先はありません。
そのため、ここで連絡先を教えて頂けなければ、役所以外の連絡先はなく、
役所が出す以外の、他の費用の請求先がなくなってしまします。
そうすると、今度はオーナーへ丸々と費用を負担していただく羽目になってしまいます。
Hさん、人生の酸いも甘いも嚙み分ける、定年間近のプロフェッショナルです。
やんわりと相手を刺激しないように、あの手この手で会話を伸ばしつつ、なんとか連絡先を
教えて頂こうと悪戦苦闘します。賃貸管理に休みはないのを、改めて感じます。
めでたく新年を迎えようとするときに、知人や家族のこういった事態にあうことは
非常に悲しいことです。
しかし、年末年始だから連絡をとろうとあったからこそ、早めに発見に繋がったのではないかと。
神様やご先祖様の思召しではないかと思うことがあります。
最近好んでいる「禅」の教えに沿って、
賃貸管理をみると、また違った側面で見える事があります。
世の中、まだまだ深いですね。
さて、仕事関係の年賀状は済んだので、いまから家の年賀状に取り掛かりたいと思います。
それでは、また明日!!
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